更年期障害がはじまる年齢

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女性の更年期障害が始まるとされる平均年齢と、その理由を解説。もっとも症状がつらいとされる時期の目安や、40代以前の年代に見られるプレ更年期(若年性更年期障害)についても触れています。

女性の更年期障害が始まる年齢とは

更年期とは閉経を挟んだ前後10年間のことを言い、一般的には45~55歳あたりがそれに該当します。日本人では、40代に入ると約5%が生理周期の変化(月経異常・月経不順)を経験。早い場合だと45歳くらいから閉経する人が見られ、55歳くらいまでに多くの女性が閉経を迎えます。日本産婦人科医学会の調査によれば、閉経の平均年齢は50~51歳とされています。

更年期の生理周期の変化は、一般的には以下のようにして進みます。

  1. 生理周期が短くなる(28日周期が26日に、35日が27日になど)
  2. しばらくすると、生理周期が長くなる
  3. 月経の回数が減り、生理周期がとびとびになる
  4. 不正出血がだらだら続く
  5. 閉経

閉経の時期やその過程には個人差があり、上記のように段階を追って閉経する人もいれば、突然月経が来なくなるという人もいます。また、大量出血がある過多月経の時期もあれば、ほとんど出血のない過少月経の時期もあるなど、出血量にもバラつきがあるようです。

どの時期が一番つらいのか

更年期障害の症状は個人差が大きく出るため、どの時期が一番つらいかはハッキリと言えません。年齢によって女性ホルモンの量は変化し、減少し始めるのは40歳頃から。

更年期障害がもっとも悪化するのは、閉経前の1~2年あたりと言われています。ただ、更年期障害が始まる時期には個人差があり、30代で始まるケースもあれば、50代後半になって始まるというケースもあります。

また、閉経すればピタッと症状が治まるわけでもありません。人によっては閉経後も症状が続き、閉経前よりもつらいと感じる人も多いのです。この場合、精神的ストレスが多い人の方が、症状が長引く傾向にあるようです。

近年増え続けている若年層の更年期障害

更年期障害というと40~50代の症状と思われがちですが、近年では20~30代の人がなる「若年性更年期障害」が増えてきています。

若年性更年期障害とは、閉経する年齢でないにもかかわらず、更年期障害と同様の症状が出ている状態を指します。

症状は更年期障害と同じく、生理不順・倦怠感・イライラ・頭痛・肩コリ・うつ症状など。通常、更年期障害とは無縁の年代に発現するため自覚するのが難しく、また周囲にも理解されにくい病気となります。

しかし、放置しておくと家庭・仕事・人間関係にも大きな影響を及ぼすことがあるため、早めに専門的な医療機関を訪れることが大切です。

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