不安感・孤独感・うつ

不安感・孤独感・うつ症状のイメージ

更年期障害の方が感じやすい、不安感・孤独感・うつなどの症状の原因をリサーチ。症状が出やすいタイプや、暗い気分を前向きにするための対処法などもご紹介しています。

更年期障害に多い不安感・孤独感・うつ症状とは

更年期障害の症状は身体だけでなく、不安感・孤独感・うつ状態などとして現れることもあります。

とくに理由もないのに「深く落ち込む」「何をしても楽しくない」「暗い気持ちがずっと続く」「涙もろくなる」などの症状が多く見られるようになり、精神的に不安定になりがちです。こういった気分が2週間以上継続する場合は、更年期障害の疑いが強くなります。

こうした精神症状が出やすいタイプは、これまでの人生をマジメに頑張ってきた人。また、月経前症候群(PMS)・月経前不快気分障害(PMDD)・産後うつを経験してきた人も、精神的トラブルが起きやすいと言われています。

セルフケアである程度の緩和はできますが、どうしても解決できない場合はひとりで悩まず、専門医に相談するようにしましょう。

症状に関する口コミ

●毎朝目が覚めると何ともいえない不安感に襲われて、自分は今後どうなってしまうのだろうという気持ちに押し潰されそうになってしまうこともあるんです。ちょっとしたことで涙が出て気持ちが沈み、このまま消えてしまえばどんなに楽かと思うこともあります。

●一人でいる時間がつらくて孤独感を感じ、どうしようもなく寂しくなってパニックを起こしそうになって…。主人が帰ってくるとホッとして心細さから解放されるのですが、また夜中になって目が覚めると、ものすごい孤独感にさいなまれます。

●朝、身体が思うように動かず布団から出られないことが多くなり、仕事に行けなくなりました。うつ状態で何もかも否定的に考えるようになり、気分が落ち込み人に会うことができません。好きだったことにも興味が持てなくなりました。

●なぜか昔起こった辛かった出来事や悲しかった出来事が次々と思い出され、どうして自分はこんなにも不幸なんだろうと毎日泣いてばかりいます。何をやっても楽しいと感じることがなくなり、考える気力もなくふさぎ込む日々…。

主な原因

更年期はエストロゲンの分泌量が急激に減少するため、ホルモンバランスが乱れて疲労・ストレス等に弱くなり、感情のコントロールがうまくいかなくなる傾向があります。これが、更年期に見られる不安感・孤独感・うつ症状を引き起こしていると言われています。

また、更年期は家族の問題・人間関係・社会との関わり方などが変化しやすく、身の回りの環境が大きく揺れ動いてストレスが増大する時期でもあります。この時期は中年クライシス・中年期危機という言葉があるほど、精神が不安定になりやすいのです。こういった時期と更年期によるホルモンバランスの乱れが同時に起こるため、より不安感・孤独感・うつなどといった症状を訴える人が多くなっています。

対処法

不安や暗い気持ちを払拭するには、神経伝達物質の1つであるセロトニンを増やすことが大事。セロトニンはドーパミン・ノルアドレナリンなど神経を興奮させる物質を抑制し、精神を落ち着かせる作用を持っています。セロトニンの材料になるのはトリプトファンというアミノ酸なので、トリプトファンが含まれる肉類・チーズ・牛乳・アーモンドなどを摂るようにするとよいでしょう。

また、冷えを解消することも大切なセルフケア。不安感やうつ気分の強い人は体温が低くなる傾向があるため、意識的に身体を温めるようにしましょう。半身浴で身体を芯から温めるほか、靴下の重ね履き・腹巻き・ネックウォーマーなどの使用もおすすめ。また、軽い運動は代謝をよくしてくれますし、ストレス解消にも繋がります。

最後に、こうした精神症状の緩和には周囲のサポートも重要です。家族や友人に胸の内を話したり、今まで一人でやってきたことを分担してもらうなど、なんでもかんでも抱え込まなくて済む体制を整えましょう。

対処法に関する口コミ

●心療内科にかかり、抗うつ剤を飲んでいます。薬を飲み始めてからは心が軽くなり、ふさぎ込んだり不安を感じたりすることがなくなりました。症状の改善とともに薬の種類を減らし、薬とうまく付き合っていくことも大切だと感じています。

●更年期うつになり、会社を休職しました。更年期外来に通って処方された漢方を飲みながらメンタル面のケアを受け、復職することができました。仕事を休める時には思い切って休みをとることも、改善の一つの選択肢として必要です。

●長く激しい運動は苦手なので、ラジオ体操やヨガ、ウォーキングをしています。深呼吸をしながら体を動かすとストレス解消にもなり、落ち込んだ気分もいくらか和らぐ感じです。また、夜の寝つきもよく、目覚め時の不安感も軽くなります。

●日に当たるとセロトニンが増えてうつの改善につながると聞き、遮光カーテンをやめて部屋の中でも日差しを浴びています。外に出られる気分の時は、朝の日光浴や近所を散歩。少し気分がすっきりするので続けています。

●気持ちが沈んで午前中は体を動かすことが辛いので、午後から家事をするようにしました。その日の調子に合わせてできる範囲のことだけやり、きついと感じたら休むというようにすると気が楽になり、症状が改善してきています。

●何に対しても頑張ってしまう性格で、できなくなった自分を責めていたのですが、更年期障害なのだからあれこれできなくても仕方ないと受け入れると、心が軽くなりました。考え方を変えたことで不安に駆られることも少なくなりますよ。

●何より医師との相性が大切です。数件の心療内科や婦人科をまわり、信頼できる医師を見つけました。先生に親身になって話を聞いてもらい、今は自分の症状に合う精神安定剤を色々と試しているところです。次第に気持ちが落ち着いてきています。

●我慢や無理をしないようにし、できない時はできないと伝え、周りの人に甘えて協力してもらっています。だんだんと考え方が前向きに変わってきて、自分自身や周りのことに興味を持つことができるようになってきました。

●更年期障害になったことで、家族がサポートしてくれて主人や子ども達にとても感謝しています。家族がいるから私がいると強く感じることで、それまでの大きな不安感や孤独感から解放されるようになりました。

●精神的に不安定になり、婦人科にかかると更年期障害と診断されましたが、薬を飲むことに抵抗がありました。そこで薬での対処ではなく、鍼灸療法にあたることに。鍼はうつや不安の症状に効くと実感しています。

●あまり考えこまないようにしています。全く考えないのは無理なのですが、今は前向きになれないのだから仕方ないと開き直るようにしました。すると、何かできた時に自分を褒めたい気持ちになり、またやってみようと思うことができます。

●更年期になり、理由もなく不安や気分が沈む日々を送っていたのですが、自分で何とかしたいと思い、サプリのセントジョーンズワートを飲んでいます。うつ症状に効くようで、薬を飲んでいる安心感もあり気持ちが安定するようになりました。

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