頻尿・尿漏れ

更年期障害の症状イメージ

更年期障害に多い悩みの1つである、頻尿・尿漏れがなぜ起こるのかについて解説しています。更年期の女性がどのくらいの割合で経験しているのか、日常的に心がけたい対処法など、知っておきたい情報満載です。

更年期障害における頻尿・尿漏れの症状

尿漏れ・頻尿に悩む女性 イラスト 更年期を迎えると、頻尿・尿漏れの症状を訴える人が多くなってきます。頻尿とは、トイレが近くなり排尿回数が増加すること。尿漏れとは、突然尿意に襲われ尿を漏らしてしまったり(切迫性尿失禁)、腹部に力を入れたときやクシャミをしたときに尿が出てしまうことを言います(腹圧性尿失禁)。

切迫性尿失禁では一度に大量の尿を漏らすこともあり、女性にとっては非常にショックな出来事となるようです。頻尿・尿漏れの失敗がトラウマとなり、外出や旅行などができなくなるケースも少なくありません。

しかし、頻尿・尿漏れは年齢とともに増えている問題であり、女性の3人に1人が経験しているものです。自分だけが悩んでいると思わず、前向きに考えることが大切です。

症状に関する口コミ

●頻尿で困っています。普段でさえ頻尿なので、外出の時はトイレの事ばかり心配してしまって、緊張や不安からさらにトイレが近くなっているようです。婦人科へ行き検査したら、更年期症状だと言われました。

●53歳です。更年期障害で、昼間はもちろん、夜間の頻尿にも悩まされています。夜の就寝時には、念のためにと紙おむつを履くほど。毎回おむつが濡れているわけではないですが、全く履かずに寝るのは心配です。

●物凄い頻尿で、布団に入ってもそこから何度も何度もトイレに行くことになるので、寝付くまでが大変です。日によっては、最終的に紙おむつを履いて寝ることになります。更年期障害と診断され、漢方薬を服用していますが、まだ改善していません。

●尿漏れに気が付いたのは、就寝中のおねしょ。1週間に1度ありました。最近では、尿意を感じたらすぐにトイレに駆け込まないと持ち堪える事はできず、漏らしてしまいます。それでも少量の尿漏れがあるので、パッド常用の日々です。

主な原因

頻尿・尿漏れの原因には、加齢による骨盤底筋の緩みや、エストロゲンの減少による自律神経の乱れが挙げられます。女性の骨盤底筋は男性に比べて緩みやすいため、筋力が低下すると膀胱・尿道を支えきれなくなってしまうのです。そのため、ちょっと腹部に力を入れただけで尿漏れの症状が出てしまうことがあります。

エストロゲンの減少も原因の1つです。エストロゲンが減少すると自律神経が乱れ、膀胱が過度に収縮したり、尿道・膀胱の粘膜が萎縮します。すると、膀胱にさほど尿がないにもかかわらず、頻繁に尿意を覚えてしまうのです。

頻尿・尿漏れは日常生活の質にも影響を与えるため、自力でケアできない・改善できない場合は、ムリをせず専門医の指導を仰ぐようにしましょう。

対処法

頻尿対策としては、外出時にトイレの場所を把握しておくことが大切。尿意を覚えたらガマンせず、こまめにトイレへ行くようにしましょう。万が一の尿漏れに備えて、専用の下着や尿漏れパッド等を用意しておくと安心。しっかり準備して「尿漏れしても大丈夫!」という安心感を持つことが、精神的な安定にも繋がります。

また、尿漏れを恐れて水分の摂取量を控えてしまう人もいますが、これは逆効果。かえって尿の濃度が濃くなり、漏れやすくなってしまうのです。また、尿をガマンすると膀胱炎や尿道炎の原因にもなるので注意しましょう。家にいるときなどは、お茶や白湯などの温かい飲み物を多めに摂り、何度も排尿した方が効果的です。

尿道周辺の筋肉をトレーニングする「骨盤底筋運動」も取り入れると◎。まず全身の力を抜き、肛門と膣を10秒間締めたあと、10秒間力を抜きます。少しずつ上に引き上げるようなイメージで行うのがコツです。この運動はどんな姿勢で行ってもいいので、ぜひ日課にしましょう。

対処法に関する口コミ

●更年期に入り、頻尿で悩んでいました。尿意にはムラがありますが、とにかく頻繁です。度々、尿道辺りに違和感や尿意を感じました。婦人科で「竜胆瀉肝湯」を処方してもらい、服用してから数日しか経っていませんが、わりと緩和されてきたようです。

●尿漏れが酷いです。婦人科で処方してもらった薬を服用して、症状は緩和されていますが、全く心配のいらない状態にはなっていません。替えの下着数枚を必ず持ち歩き、心配な日は紙おむつを履いて外出するようにするだけでも、気持ち的には楽になります。

●更年期の尿漏れが辛かったです。トイレでお小水を出す時に、何回かに分けて用を足す運動をしていたら、効果があり改善しました。お小水を少し出したら短時間止める、少しだす、止めるを繰り返すと筋肉が鍛えられるみたいです。

●発汗、動悸、のぼせに加えて、頻尿でも悩んでいます。婦人科で、更年期かどうか問診・血液検査でホルモン量を測ってもらい、ホルモン量が減っていたのがわかったので、ホルモン療法ピルを処方してもらいました。減少幅が少ない時は、漢方薬も処方して対応してくれるようです。

●更年期の頻尿を改善するのは、なかなか難しいですが、頻尿をさらに加速させるような行動を避けることから取り組んでいます。具体的には、冷たい飲み物・食べ物、コーヒーなどの体を冷やしてしまうものをできるだけ控える、緊張・ストレスを軽減するなどです。少しの心がけでも違うような気がしています。

●骨盤底筋や、お腹の筋肉を鍛えるとよいと言われました。尿道や肛門の筋肉を意識して閉めるようにすると、骨盤底筋が強くなるようです。実際筋肉のゆるみが解消されたのか、頻尿・尿漏れが改善されました。

●更年期に尿漏れで悩んでいました。体のフラつきの症状もあったので、病院で鉄剤を処方してもらい服用しました。この鉄剤以外は、それまでと何も変えていないのですが、飲んで2週間程すると尿漏れが改善しています。どういう作用かは分かりませんが、快適に過ごせるようになりました。

●体操で筋肉を鍛える事も大事だと実感しました。トレーニングの方法は、まず仰向けに寝転がって、お尻が軽く浮く位の位置で、両手で両膝を抱えます。次に肛門や膣の筋肉を意識しながら、それぞれ順番にキュッとしめるといった体操。これを繰り返していたら、尿漏れが改善しました。

●頻尿や尿漏れは本当に悩みの種です。生活に支障が出る上に、外出はできる限り避けたい気持ちになってしまいます。すぐに更年期の症状を改善というのは難しいですが、生理現象と理解することや、もしもの時の着替えの準備をするだけでも頻尿への緊張感は減りますよ。

●頻尿で悩んでいました。更年期によるものだから仕方ない、と思いながらも少し寂しい気持ちでした。生活にも支障が出ていたので受診してみると、過活動膀胱にかかっていたため治療をすることになりました。きちんと対処できたので、今は改善しています。更年期だからと諦める前に、受診してみることも大事だと思いました。

●尿漏れパッドが手放せない程、尿漏れで困っています。女性は元々、尿道が短いようで、そこに加齢による筋肉(骨盤底筋)の緩みが加わると、尿漏れをしやすくなるとのことです。私の場合、家事の合間などに短時間の手軽な骨盤底筋運動をするようにしたら、悩みを解消できました。

●頻尿でトイレにばかり行っているので、思い切って市販薬のハルンケアを服用してみました。更年期のホルモンバランスを整えるサプリなどよりも、尿トラブルに特化しているだけあって、2週間前後で症状が緩和されてきているのを感じています。

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